早めの点検が大事! 瓦は劣化しなくても、固定している漆喰は劣化します。

漆喰が劣化してしまうと、瓦の固定力が弱まります。固定力が弱まると、瓦が動きやすくなり、ずれてしまいます。それだけならまだしも、動きやすくなった瓦同士は干渉しあうので、割れや欠けが発生しやすくなります。瓦の弱点は割れやすいということです。漆喰の老朽化が瓦の弱点を突くことにもなるのです。 漆喰の剥がれた部分、瓦のずれた部分、割れ屋欠けた箇所からは雨水が浸入してきます。当然、雨漏りの原因になります。また、割れや欠けは隙間を作ることになりますので、さらに瓦が動きやすくなります。強風や地震時に落下しやすくなりますので、大変危険です。

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漆喰の崩れや剥がれなどの劣化が比較的軽微な場合に行われ、この状態の時にお手入れすれば、メンテナンス費も抑えられます。 -
棟瓦(屋根の頂上部分の瓦)を一旦取りはずし、再度漆喰を詰め直して、取りはずした棟瓦を再び設置していきます。瓦がズレたり、漆喰が剥がれてほとんどなくなってしまっていたりと重症な場合に行われます。
工事の流れ(漆喰詰め直し工事)
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1.漆喰の撤去
詰め直し補修はまず古くなった漆喰を取り除くことから始めます。既存の漆喰が残った上に新しい漆喰を詰めてもすぐに剥がれてしまうため、しっかり取り除いて清掃を行います。漆喰は経年変化によってひび割れを起こします。漆喰がボロボロになって剥がれると中の土が出てきてしまうので、傷みが見られたら早めに手当てをする必要があります。 -
2.新規漆喰詰め
塗っている黒い物が漆喰です。細かい所まで隙間無く塗っていくことはとても難しく、更に表面も綺麗にならす必要があるため、まさに職人技の見せ所と言えるでしょう。この作業を実施する箇所全てに行っていきます。 -
3.漆喰詰め直し工事完了
実施箇所全ての漆喰塗りが終われば工事完了です。しっかり補修を行った漆喰は20年は持ちます。長く持たせるためには定期的なメンテナンスをしていくことが大事です。ちょっとしたひび割れでも、放置せずに早めの対処を心がけましょう。
工事の流れ(棟瓦取り直し工事)
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1.状況を確認
漆喰の状況を確認します。漆喰が剥がれると中の土が水分を吸って傷みます。それによって棟の固定力が弱り曲がってしまうのです。 -
2.棟を撤去。新しい土を盛り込み漆喰を詰めていきます。
これまでの棟を撤去します。その後、古い土を撤去し、新しい土を盛り込んだ後、漆喰を塗っていきます。 -
3.棟瓦取り直し工事完了
瓦を元の位置に設置し、漆喰で固定します。棟瓦取り直し工事は完了となります。
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前回外壁塗装をしてから10年くらい経ちますので、そろそろ前回塗装をして頂いた業者さんに頼もうかと思っておりました。そんな中、2件隣で屋根工事をしていたリテックホームの現場監督さんがご挨拶に来てくれた際に、凄く感じが良さそうでしたので、外壁と屋根のお見積りをお願いしました。お見積りが出来上がり、社長さん自ら工事の説明や相談にものって頂きましたのでお願いしました。
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漆喰をやって頂いた職人さんも腰が低く、凄く感じの良い方で、鬼瓦の廻りも漆喰ではなく長持ちする屋根用のラバーで綺麗にやってくれました。
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以前から漆喰がポロポロ落ちており、色々な業者さんに指摘されますが、最近の事件が気になり何処に頼もうか考えておりました。
丁度、隣で外壁を工事していた地元のリテックホームさんの監督さんに相談したところ、お願いする事にしました。 -
鬼瓦廻りも屋根用のコーキングでやって頂き、仕上がりも綺麗で本当に有り難う御座いました。
次回も何かありましたら宜しくお願い致します。